すれ違う心いつもみえて
荒れ狂う海にあえて船を出した
沈みそうな船気づいていた
真っ黒な海も見て見ぬふりをした
一人寝の夜寂しいから
ぬくもり求めてあなたと居たの
優しさだと思ったウソ
深く傷ついてしまったココに
あなたがいつか気が付くよう
ひとつひとつ おいていくよ
確約のない「また明日」を
信じて眠れぬ夜を過ごしたの
全て取り繕うためのウソ
底の見えない暗い海に
もう二度と思い出さぬよう
ひとつひとつ しずめていく
波打ちぎわ
置いてけぼりの小さな貝殻心を映し
遠くで海を見つめているまるい月も
ゆがんでいた |
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